ソロホームステッドTCを愛用しているしば子です!
ワンティグリスの「ソロホームステッドTC」は無骨キャンプの最前線をいくシンプルでカッコいいデザインの男前テント。
通常のパップテントとは一味違う形とデザインで周りのキャンパーと差をつけることができます。
この記事ではソロホームステッドTCの基本スペックや実際に2年間使用して感じたメリット・デメリットについてシェアしていきます!
「SOLO HOMESTEAD/TC」の基本スペック
まずは基本スペックを紹介していくよ!
基本情報 | |
---|---|
本体サイズ | 400cm x 240cm x 160cm |
収納サイズ | 59cm x 23cm x 23cm |
重量 | 8.5kg |
耐水圧 | 350mm~400mm |
素材 | TC ポリコットン生地、SBSジッパー、アルミ合金アクセサリー |
テントポールの素材 | 7075アルミニウム合金 |
通常のパップテントは4角形ですが、ソロホームステッドTCは6角形。ダブルサイズのマットまたはコット2つ分が入る十分な広さがあります。
しかも縦向きも横向きでも置ける!
実際にソロキャンプとデュオキャンプのどちらでも使いましたが、ソロならテント内にコットやテーブル・収納ケースを置いても余裕があるくらい広く、デュオでも狭すぎず2人で寝ることができる十分な広さがありました。
そのため、ソロキャンプ用のテントを探している人にはもちろんのこと、
- ソロキャンプがメインだけどたまにはパートナーと一緒にデュオキャンプもしたい
- デュオキャンプがメインだけどソロキャンプにも挑戦してみたい
という方にもおすすめのテントです。
一つ注意点として、このテントはTC素材なので耐水圧が350mm~400mmと低めです。
表面にカビ防止加工と撥水加工がされているため短時間の小雨なら全く問題ありませんが、大雨や長時間の小雨の場合は雨漏りする可能性があります。
雨が降った場合は撤収後になるべく早く乾かすというメンテナンスも必須です。
夏キャンプがメインならナイロン生地で耐水圧1500㎜のこちらもおすすめ↓
「SOLO HOMESTEAD/TC」5つのデメリット
次にソロホームステッドTCを実際に使ってみて感じたデメリットを5つ紹介します。
細かいところにはなるけど気になったことを紹介するね!
デメリット① フレームワークポールの抜き差しがしにくい
まずテントの外側にフレームワークポールを4本入れる必要があるのですが、このポールが抜き差ししにくいです。
基本的に設営はそこまで時間がかからず15分もあれば完成するのですが、このポールに手こずるとなかなか大変です。
ポールの先端を差し込む部分があるのですが、ここになかなか入りません。↓
ポールの先はこのように取り外せるようにはなっているのですが、うまく抜き差しするにはコツがいるようです。
これがもう少し抜き差ししやすくなればそれ以外のデメリットはほとんど気にならないのになあ…と感じました。
デメリット② 内側部分に石や砂が乗りやすい
テントの内側に折りたたまれている生地の部分があるのですが、サイトの地面が砂や砂利だと設営時に石が上に乗りやすいです。
この部分↓
ほうきなどで掃けば済むことですが、何度も生地の上に石や砂が乗っかるので取り除くのが少し面倒でした。
そもそもグランドシートを使わない人にとってはこの生地の部分は邪魔になるかも…。
デメリット③ テントの収納袋が小さい
「これ全部入る!?」というくらいにテントの収納袋が小さいです。
実際にはちゃんと全部入りますし慣れれば全く問題ないのですが、袋が破れそうで怖いのと結構体力使うのでもう少しゆとりのある袋ならよかったなあ…と思いました。
追記|2年使い続けたら上達したのか、割とすんなり入るようになりました!笑
デメリット④ フロントポールの長さが短い
ソロホームステッドTCにはフロントポールが付属されているので買い足す必要がなくコスパが高いです。
しかし、販売サイトの口コミにも多いのですがそのフロントポールの長さが少し短めでした。
座って頭がつくかつかないかの高さにしかならないので、気になる人は付属のポールとは別に140〜170cmくらいあるポールを使用したほうが良さそうです。
しば子たちはもう一つ持っているテントのキャノピーポール(約170cm)を使っています。↓
デメリット⑤ ランタンフックがない
テント内にランタンフックがついていませんでした。
どのテントでもランタンフックはついていて欲しいところ…。
ちなみにしば子たちはポールにこのようなランタンハンガーをつけて使用しています↓
やはりランタンは下に置くより上につるしたほうがテント内が明るくなるのでランタンハンガーは必須です。
「SOLO HOMESTEAD/TC」5つのメリット
ここまでデメリットについて紹介しましたが、総合的に見てもメリットの方が断然多かったです。
ここからは「ソロホームステッドTC」を実際に使ってみて感じた5つのメリットを紹介していきます。
メリット① カッコいい無骨なデザインで周りと差をつけられる
ソロホームステッドTCはとにかく見た目がカッコよく無骨なデザインなので周りのキャンパーと差をつけられます。
また、ベージュとブラックでシンプルなデザインになっているので男性・女性どちらでも使いやすくキャンプ上級者のような雰囲気をかもし出せます。
見た目は上級者っぽいのに初心者でも扱いやすいテントなのが嬉しい!
1年前と違ってこのテントを使う人は増えましたが、それでもまだまだキャンプ場で被ることはほとんどなく一目置く存在になれます。
実際にキャンプ場で他のキャンパーさんから声をかけてもらったり、「いいな~!」「かっこいい〜!」と言ってもらったりもしました(嬉しい)
メリット② ソロなら快適、デュオでも十分な広さ
外から見ると結構コンパクトで小さめに見えるのですが、中は意外と広く高さも160㎝あります。
ソロキャンプならこんな感じで広々快適に使えました↓
また、デュオキャンプの場合でもダブルサイズのインフレーターマットをこのように縦に置くことができますし、半分を薪ストーブで使ってしまっても2人で過ごせる十分な広さがありました↓
ここで使っている薪ストーブはテントサウナ用に使っているものなのでかなり大きめですが、それでも快適に過ごすことのできる居住空間が保てています。
もう少し小さめの薪ストーブならもっと広く使えそう!
また、形が6角形になっているため両端に丁度いい物置き場ができ、居住部分が狭くなることがありません。↓
デッドスペースがないのもおすすめポイント!
メリット③ 煙突穴が付いている
そしてこのテント、煙突穴が標準装備!
キャンパーなら誰もが憧れる薪ストーブキャンプができる!
他のメーカーでは薪ストーブを使いたい場合はテントに自分で穴を開けなければならないなんてこともありますが、その作業をする必要がありません。
煙突穴に使われている生地はもちろん燃えにくいようになっているので、熱くなった煙突が触れてしまっても燃えることはありませんでした。
また、薪ストーブを使わない場合はまくし上げている布を戻せば目立たないように閉じておくことができるので心配ありません。
「今はまだ薪ストーブは使わないけど、いつかは使ってみたいかも…」
という人にもおすすめです。
メリット④ スカートは付いていないが、スカート的な役割は果たしている
ソロホームステッドTCには外にひらひらするようなスカートはついていませんが、内側に折り畳まれる形になっているのでスカート的な役割を果たしています。
すべてのテントをこうしたほうがいいのでは?と思うくらい画期的でした。
また、暑い時は両側をメッシュや全開にすることができるので夏でも快適に過ごせます。
メリット⑤ グランドシートがついている
ソロホームステッドTCはグランドシートが付属されているので追加で買い足す必要がありません。
買ったその日からおこもりキャンプもできちゃう!
グランドシートはテントと同じ素材でTCとなっています。
このようにテントの内側に4ヵ所留め具があるのでずれる心配もありません。↓
しば子たちはこのグランドシートを直接地面につけて汚したくなかったので、グランドシートの下にさらに薄いアルミシートを敷いています。↓
アルミシートを敷くことでより地面の凹凸を感じにくくなります。
まとめ
最後にもう一度メリットとデメリットをまとめます。
デメリットもいくつかありますが、
を考えるとやっぱり買って正解だったなと思いました。
この記事が皆さんのテント選びの参考になると幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました♪
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