サウナに挑戦したいんだけど、どうやって入ったらいいのかよく分からないし怖い!誰か教えて!!
今回はこんなお悩みを解決します。
初めてサウナを利用する方にとっては「温泉にあるのは見たことあるけど、サウナってどうやって入るの…?」と不安でいっぱいですよね。
サウナ室で間違ったことをしてベテランサウナーに変な目で見られる…なんて恥ずかしい思いはしたくないですよね。
そこでこの記事では、
サウナ歴3年の女子サウナーしば子が
- サウナに行くときの持ち物
- サウナの基本的な入り方
- サウナ初心者が疑問に感じやすい点の解説
など、
サウナ初心者がわからなくて不安に感じる部分を基本的なところから徹底的に解説していきます!
この記事を読めば初めてのサウナも怖くない!
サウナに行くときの持ち物
まずはサウナに行くときの持ち物から解説していきます。
サウナに行くときの持ち物は基本的に温泉に行くときの持ち物と同じです。
例えば、
- バスタオル
- 浴場で使うフェイスタオル
- シャンプーやリンスなど
- 着替え
などです。
これに加えて水分補給ができるようにペットボトルや水筒で飲み物を持っていくと安心です。
ペットボトルの水はその場で買えることが多いから必ず持っていかないといけないわけではないよ!
サウナの基本的な入り方
次に温浴施設(銭湯や温泉)にあるサウナの基本的な入り方について解説していきます。
サウナの大まかな順序としては、
サウナ→水風呂→休憩
を3セット繰り返すのが基本です。
この合間合間に押さえておきたいポイントがいくつかあるので詳しく解説していきます!
① まずは洗い場で体を洗う
まずはサウナに入る前に銭湯や温泉の洗い場で頭と体をしっかり洗います。
温泉と同様、頭や体を洗わずにそのままサウナに入るのはマナー違反です。
また、皮膚が汚れていると汗をかきづらくなってしまうのでしっかり洗っておきましょう。
② 少し温泉で体を温める
いきなりサウナに入るのも間違いではありませんが、初心者の方はいきなり入ると体がびっくりしてしまいます。
まずは温泉に浸かって少し体を温めておきましょう。
また、初めて行く温浴施設はどこにサウナがあるか分かりにくい場合もありますよね。
筆者は初めて行く温浴施設でキョロキョロするのが恥ずかしいと思ってしまう性格なので、まずは温泉に浸かりながらなんとなーく周りを見渡してサウナの位置や水風呂、休憩できるイスがあるかを把握しています。
サウナは感染症対策で入場制限が設けられているところが多いから、どれくらいの人がサウナに入っているのかもなんとなく観察しておくよ!
③ サウナ室に入る
サウナの場所を把握したらフェイスタオルを持ってサウナ室に入りましょう。
温浴施設なのでもちろん裸のまま入ります。
サウナ室は座る場所が2段や3段になっているところが多く、上の段に行くほど熱くなります。
初心者の方はまずは1番下の段や真ん中の段に座ってみましょう。
施設によってはマットが敷き詰められているところもありますが、その場合はマットの上に直接座ってしまって問題ありません。
座り方は、
- そのまま腰を下ろす
- あぐらをかく
- 体育座り
の3パターンが基本です。
足を下ろしている体勢だと体が十分温まらないため、本来ならばあぐらや体育座りがおすすめですが恥ずかしいと感じる場合は足は下ろしていても大丈夫です。
フェイスタオルは熱くなりがちな頭に巻くか、体の隠したい部分に置きましょう。
サウナハットを持っていると頭はサウナハットで守り、隠したい部分はタオルで隠すことができるので一つは持っておくと安心です。
サウナハットの効果についての詳しい記事はこちら↓
④ サウナ室で5分〜12分温まる
サウナに入る時間は初めての場合は5分くらいがおすすめです。
慣れてきたら6分、8分、12分と延ばしていきましょう。あくまでも目安なので苦しく感じたら無理をせずすぐに出るようにしてください。
時間はサウナ内に置いてある12分計もしくは砂時計を見て自分で測ります。
↑こんな感じの時計で、針が一周すると12分となります。
自分がサウナに入った時に針がどの数字を差しているかを見て、そこから5分8分と自分で測ります。
例えばサウナに入った時に針が10を差していた場合、5分後は針が3の位置になったときです。
また、サウナ内は黙浴がマナーです。友達などと一緒に入る場合でも会話をしないように注意しましょう。
⑤ サウナから出たら汗をシャワーなどで流す
サウナから出たら水風呂に入る前に汗をシャワーやかけ湯などで流します。
汗をかいたまま水風呂に浸かるのはマナー違反です。
⑥ 水風呂に入る
次に水風呂にゆっくり入っていきましょう。
最初は冷たくてびっくりすると思うので、無理しない程度に10秒〜30秒浸かります。
肩まで浸かるのがおすすめですが、厳しいようであればいけるとこまでで大丈夫ですよ。
水風呂も何回か入ればだんだん慣れて1分ほど入れるようになるよ!
持っているフェイスタオルはそのまま手で持ったり(水風呂の中に入れるのはNG)頭に乗せたり、水風呂の端に置ける場所があれば置いておけば大丈夫です。
⑦ 休憩する(外気浴)
水風呂から出たらフェイスタオルで体についた水を拭き取り、浴場内にあるベンチやイスで休憩します。
ベンチやイスは洗い場の近くや露天風呂の横にあることが多いです。
見当たらない場合は洗い場のイスで休憩することになりますが、混雑時は迷惑になることもあるのでサウナに入る前に休憩できるベンチやイスがあるか見ておくのがおすすめです。
休憩するときは目を閉じて体の力を抜き、リラックスしましょう。
そのとき体はフェイスタオルで簡単に隠しておくよ!
だんだん頭がぼーっとしてくるのでそのまま身を預けると体が浮いてくるような感覚になってきます。
この感覚が「ととのう」です。
十分休憩したら再びサウナに入り、
サウナ→水風呂→休憩を3セットほど繰り返します。
最初のうちはなかなかととのう感覚が分からないことが多いよ!
体が冷えないうちに次のセットに行こう!
初心者が疑問に感じやすい点の解説
次にここまでのおさらいも兼ねて、サウナ初心者の方が疑問に感じやすいポイントについて一つひとつ解説していきます!
細かい疑問もここで解決していこう!
① テレビや雑誌だと水着を着てサウナに入ってるけど、実際はどうなの?
「テレビや雑誌だと水着を着てるけど…温浴施設のサウナでも水着を着て入るの?」
と不安に感じる方もいるかもしれませんが、温浴施設のサウナの場合は普通に裸で入ります。
水着を着て入るサウナは男女一緒に入れるサウナや外で行うアウトドアサウナなどのみの場合で、一般的な温泉や銭湯にあるサウナは裸のまま入って大丈夫です。
② サウナに入る時にバスタオルを巻いていてもいいの?
「丸裸でサウナ室に座っているのはなんだか恥ずかしいし、バスタオルを巻いて入ってもいい?」
という方もいるかもしれませんが、バスタオルを巻いてサウナに入る人はまずいません。
基本的にサウナ室にはフェイスタオルを持っていき、陰部のみフェイスタオルで隠します。
上半身を隠す人はほとんどおらず、むしろフェイスタオルを頭に巻いて体は何も隠さないという人も多いです。
裸で堂々としていればOK!
③ 休憩中は体のどの部分を隠すのが一般的?
これは筆者のやり方になりますが、休憩中は顔から陰部ギリギリのところまでをフェイスタオルで軽く隠します↓
顔は特に隠さなくてもいいのですが、ととのい中の顔はとても間抜けな顔なのと、周りからの視線が気になって集中できなくなってしまうので顔も隠すようにしています。
④ サウナに入る時や出る時に他の人に声をかけないといけないの?
「サウナに入る時と出る時に周りの人に一声かけるって聞いたことがあるんだけど…」
という方もいるかもしれませんが、基本的に声をかける必要はありません。
昔はもしかしたらそういうマナーがあったのかもしれませんが、今は特に感染症対策もありサウナ室での会話は禁止されています。
⑤ 水風呂には絶対入らないといけないの?
中にはサウナに入るだけで終わりという方もいますが、「ととのい」を体験したいなら水風呂に入る必要があります。
女性は特に水風呂に苦手意識のある方が多いですが、正直これは「慣れ」です。
筆者も最初の頃は「こんなの入れるかっ!」という気持ちでしたが、何度も入っていたら慣れて今では「水風呂サイコ〜!」と思えるようになりました。
慣れた今でも水風呂に入るときは「冷たい!しんどい!」と感じますが、10秒〜30秒ほど入っているとだんだん体の表面を膜が覆うような感覚が生まれ水が冷たくなくなる現象が起きます。
この現象をサウナ界隈では「天使の羽衣」と言うよ!
それでも水風呂に入る勇気がない…という人はまずは水風呂のそばに置いてある桶で水を体にかけたり水のシャワーを浴びるだけでも大丈夫です。
温浴施設によっては水風呂の温度が15度のところもあれば20度のところもあります。
サウナに慣れている筆者でさえ「この水風呂めっちゃ冷たい!」と感じる施設もあるので少しずつ慣らしていけば問題ありません。
ちなみに初心者だと20度くらいの水風呂が入りやすいと思うよ!
また、露天風呂の横で休憩をする場合、冬は寒いので水風呂にはあまり浸かりません。
季節やその日の体調に合わせて水風呂に入る入らないの選択をします。
⑥ 水風呂に入ろうと思ったら無かった!どうすればいいの?
温浴施設の中には水風呂がない施設もあります。
そのようなところは大体サウナ付近にシャワーを浴びるだけの洗い場があるはずなので、そこで水を浴びて体を冷やします。
⑦ 休憩スペースが見当たらない!どうすればいいの?
温浴施設の中には休憩するためのベンチやイスがない施設もあります。
そのようなところでは洗い場のイスを使い休憩しますが、混雑時は迷惑になってしまうので周りを見ながら休憩する必要があります。
混雑する時間や土日祝に行かないようにするなどの工夫が必要です。
サウナイキタイというサイトで温浴施設を調べると水風呂や休憩スペースがあるかなどの情報が細かく分かるよ!
⑧ 水分補給のタイミングと場所は?
水分補給をするタイミングは
- サウナに入る前
- 休憩の後(各セットごと)
- 3セット終えた後
で行うことがおすすめです。
サウナでは自分が思っているより汗をたくさんかいているので普段より多めに水を飲むようにしましょう。
水分補給をする場合は
- 脱衣所にあるウォーターサーバー(ない施設も多い)
- 浴場や脱衣所でマイボトル
などで行います。
マイボトルの場合はサウナ室内へ持っていくことができないため、浴場にある「持参したシャンプーセットなどを置く物置き場」や脱衣所の自分のロッカーの中に入れておきます。
「セットごとに脱衣所に戻っていいの?変じゃない?」と不安になる方もいるかもしれませんが、ほとんどの人がそうやって水分補給をしています。何も心配はいりませんよ。
⑨ サウナハットは買った方がいいの?
サウナハットはなくても問題ありません。
しかし、
- 髪や頭を熱から守る
- のぼせるのを防ぐ
- 目元を隠せるので周りの視線を気にせず集中できる
- 頭や顔を隠せるのでその分フェイスタオルで体を隠すことができる
などとメリットがたくさんあります。
サウナに入ると髪が乾燥してパサパサに傷んでしまうため、サウナハットがない場合はフェイスタオルで頭を覆うことをおすすめします。
ただしフェイスタオルで頭を覆うとサウナ中に体を隠すことができなくなってしまうので、それが恥ずかしいと感じる方はサウナハットがあった方が良いでしょう。
女性におすすめのおしゃれなサウナハットはこちらで紹介しています↓
筆者もサウナに入るときは必ずサウナハットを被っているよ!
⑩ サウナマットは買った方がいいの?
サウナマットに関してもなくても問題はありません。
温浴施設のほとんどのサウナは施設側が敷いてくれているマットがあるのでその上に直接座ってしまって大丈夫です。
ただし、「他の人が座って汗をかいたマットの上に直接座るのはちょっと…」と感じる方はマイサウナマットを用意した方がいいかもしれません。
また、温浴施設によってはマットが敷いていない施設もあり、その場合はお尻が非常に熱くなります。
施設によってもマイサウナマットが必要か変わってくるので一つは持っておいても良いかもしれません。
筆者はその日の気分でマイサウナマットを持参しているよ!笑
↓ちなみに筆者が使っているサウナマットはこれです。安いしコンパクトに折りたためるので便利です。
⑪ どうやったら「ととのう」の?
これに関しては、何度もサウナを経験していけばだんだん分かるようになってきます。
初めてのサウナで「ととのう」経験ができる人はほぼいません。
ほとんどの人が3回、5回とサウナに足を運び続け、ようやく「これがととのうってことかも…!」と分かりはじめます。
また、「何度のサウナ室に何分入り、何度の水風呂に何秒入ればととのえるか」というのも個人差があります。
筆者の場合は何度もサウナを経験していく中で、サウナ室でも水風呂でも「この温度ならこの時間入ればととのえる」ということが分かるようになりました。
温度だけでなくその日の体調や気温に合わせてサウナと水風呂に入る時間を変えて“ととのえるちょうどいい時間”を探っています。
まずは一般的なサウナの入り方で入ってみて、「もう少し長く入ってみようかな、もう少し短めが良いかな」と自分に合わせて調節していきましょう。
サウナーでさえも「ととのえる日」と「ととのえない日」があるよ!
全然ととのえない…と落ち込まなくて大丈夫!
⑫ サウナを3セット終えた後はどうしたらいいの?
サウナを3セット終えた後は体が冷えてしまっているため、そのまま温泉に浸かりましょう。
休憩時は「全然寒くないな〜」なんて思っていたのに、温泉に浸かるとこんなに体が冷えていたんだとびっくりするほど芯からじんわり温まります。
その後はシャワーで頭と体を流して上がるでもよし、気になる人はもう一度洗い直して上がるでもよしです。
サウナ後はお肌がかなり乾燥しているので保湿も忘れずに!
まとめ
女性のサウナの正しい入り方とサウナの基本について解説しました。
これでサウナの不安が少し減ったのではないでしょうか?
サウナは通えば通うほどだんだん癖になってきます。
ぜひ家の近くのサウナに通い、サウナの良さを実感してみてください♪
これであなたも立派なサウナー!
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