こんにちは、デュオキャンパーのしば子です!
キャンプでの必需品となりつつあるポータブル電源。現在では様々なメーカーから販売されているため、どれにしようか迷ってしまいますよね。
初めてのポータブル電源なら、コスパ最強で軽量&高出力な『BLUETTI(ブルーティー)EB3A』がおすすめです。
キャンプ中に必要となるスマホの充電や冬キャンプでの電気毛布にも使用することができるので、これ一台で十分な電力を賄うことができますよ。
この記事では『BLUETTI EB3A』を実際に冬キャンプで使用し、そこで感じたメリットやデメリットを率直にレビューしていきたいと思います!
\BLUETTI EB3Aのメリットとデメリット/
BLUETTI(ブルーティー)とは?どんなブランド?
まずはBLUETTIのブランドについてサクッと解説していきます。
BLUETTIは中国のメーカーで、ポータブル電源や蓄電池市場の先駆者ともいえる『パワーオークグループ』のブランドです。
2009年に中国の深圳(シンセン)で誕生した『パワーオークグループ』は世界トップレベルの蓄電池関連技術を持ち、発明特許やソフトウェア著作権なども多数保有しています。
そんなパワーオークグループのBLUETTI では、主に<268.8Wh、600W>の超小型ポータブル電源から<5100Wh、2000W>の業界最大容量のポータブル電源まで幅広く取り扱っています。
▼BLUETTIのポータブル電源の安全性や機能性については下記の記事で詳しく解説しています!
BLUETTI(ブルーティー)EB3Aの基本スペックと特徴
まずはEB3Aの基本スペックから紹介していきます!
基本情報
『EB3A』はBLUETTIの中でも最も軽量でコンパクトなポータブル電源です。
商品名 | EB3A |
公式価格 | 59,980円(税込) |
容量 | 268.8Wh |
定格出力 | 600W |
最大出力 | 1200W |
サイズ | 255×180×183mm |
重量 | 4.6kg |
AC出力 | 2口 |
USB-A出力 | 2口 |
USB-C出力 | 1口 |
ワイヤレス充電 | 最大15W |
フル充電時間(AC) | 高速モード(350W MAX):約1時間 標準モード(268W MAX):約2時間 |
充電回数 | 2,500回 |
保証 | 2年保証 |
そしてEB3Aの最大の魅力はなんといっても、このコンパクトさで高出力なところ。
一般的に小型のポータブル電源は定格出力が200KW〜400KWほどのものがほとんどですが、EB3Aは容量268.8Whにも関わらず定格出力が600KWにも及びます。
スマホやタブレット、ノートパソコンの充電に加え、電気毛布も使用できるため冬キャンプでも大活躍です。
低価格なのにかなりの高スペック!
また、公式価格は59,980円ですがAmazonでは3万円以下と半額で購入することができます。
さらに公式サイトのセール期間中は2万5千円以下で購入できるときもあるため、購入する際は各種販売サイトをチェックしてから購入するのがおすすめです。
大きさ・重量
EB3Aの見た目は非常にコンパクトで、重量も4.6kgと軽量です。
キャンプでは荷物の積載量を気にしなければならないシーンが多くありますが、EB3Aはリュックにも収まるくらいの大きさなので邪魔になりません。
デザインもスタイリッシュでカッコいいよね!
また、女性でも片手で簡単に持ち運べる重さなので万が一の災害時、避難場所への持ち運びも可能です。
安全性
BLUETTIのポータブル電源は「リン酸鉄リチウムイオン電池」を採用しているため安全性が高いとされています。
リン酸鉄リチウムイオン電池とはリチウムイオン電池の一種であり、リチウムイオン電池の中でも1番耐熱性が高い種類です。
従来のポータブル電源のほとんどは三元系やコバルト系、ニッケル系が採用されていましたが、これらは220℃以上で熱分解を起こすため危険性が高いとされていました。
対してリン酸鉄リチウムはリン(P)と酸素(O)の結合が強く安定しているため、600℃まで熱分解が起こらないことから安全性が高く安心して使用することができます。
付属品
EB3Aのセット内容は非常にシンプルで以下の通りでした。
- ACアダプター充電用ケーブル
- 取扱説明書
- 保証カード
- 合格証明書
付属品が少ないからこそ高スペックでこの低価格を実現できているのでしょう。
EB3AはACアダブターからの充電以外にもソーラーパネル充電やカー充電、発電機充電が可能ですが、それらに必要なアクセサリーは全て別売りになっています。
2泊以上のキャンプや防災用のポータブル電源として使用するなら別売りのシガーソケットケーブルやソーラーパネルも用意しておくと安心です。
1泊2日のソロ・デュオキャンプならEB3Aと付属品のみで問題ないよ!
BLUETTI(ブルーティー) EB3Aのメリットとは?
それでは、数あるポータブル電源の中から『BLUETTI EB3A』を選ぶメリットはなんなのでしょうか?
ここからはEB3Aを実際に使用してみて感じたメリットを紹介していきます!
出力ポート数が多いから複数の電気機器を同時に充電できる
EB3Aは計8口の出力ポートとワイヤレス充電が搭載されているため、複数のデバイスを同時に充電することができます。
例えばノートパソコンやカメラ、ミニ扇風機、充電式ライトなど、キャンプで使用するものはほとんどこれ一台で充電することが可能です。
他にもswitchなどのゲーム機やGoProなど、様々なものを1度に充電できるので「先に充電していいよ!」「まだ少し余裕あるから先いいよ!」と譲り合う必要もありません。
ワイヤレス充電でスマホも楽々充電できる
EB3Aはなんと、本体の上部でこのようにワイヤレス充電(最大15W)をすることもできます。
キャンプでは写真撮影や動画撮影をすることが多いため、必然的にスマホを充電する回数も多くなりますよね。
また、冬キャンプなどの気温が低い場合はすぐに充電が切れてしまうこともあります。
そんなときにスマホの充電ケーブルを出さなくても、ポータブル電源の上にサッと置くだけですぐに充電ができるのは非常に便利でした。
スマホのケースによっては外さないと充電できない場合があるから注意してね!
コンパクトで軽量だから持ち運びにも便利
EB3AはBLUETTIの中でも1番コンパクトなサイズです。
一般的なポータブル電源はサイズが大きく重量も重いため、キャンプなど外に持ち運ぶ際には不便でした。
しかし、EB3Aなら必要最低限のものが使用できる容量と出力にも関わらず、テーブルの上にちょこんと置けるサイズかつ4.6kgと軽量なので持ち運びにも便利です。
一目で分かる液晶スクリーン
EB3Aには大きめの液晶スクリーンが搭載されており、バッテリー残量や出力状況、周波数も一目で確認することができます。
この液晶スクリーンには、
- 「ECOモード」のON・OFF
- 高速充電マーク
- バッテリー低電圧警告表示
- 入力電力
- 出力電力
- バッテリー残量
- AC出力周波数
- 異常温度警告表示
- 出力ショート警告表示
- 過負荷警告表示
- 使用可能時間表示
- USP表示
などの12項目が表示されます。
特にバッテリー残量が1%ずつ表記されているので、後どのくらい使用できるのかが一目で分かるのが非常に便利でした。
機械が苦手な人でもパッと分かる表記なので安心して使用できるのも魅力的です。
スマホで遠隔操作ができる
EB3Aはスマホアプリと連携して電源のON/OFFなどの遠隔操作をすることができます。
例えば就寝時、「電気毛布が熱くなってきたから止めたい…」というときでもわざわざコンセントを抜きに行かず、スマホで遠隔操作をして電源を止めることができます。
また、スマホ画面でポータブル電源のバッテリー残量を確認することもできるため、「まだしばらく使えるな」「もうすぐ使えなくなるから節約しよう」という判断ができるのも便利でした。
たったの40分で70%の充電が可能
EB3Aは高速充電モードが搭載されており、たった40分で約70%の充電が可能になっています。
もちろんポータブル電源の容量が小さいため充電速度が速いというのもありますが、一般的にはフル充電まで8時間〜10時間以上かかるものもあるのでこの点では素早く充電できて楽だなと感じました。
キャンプに出かける直前に「うっかり充電するのを忘れてた…!」となった場合でも安心ですね。
寿命が長くコスパが良い
BLUETTIのポータブル電源は、リン酸鉄リチウムイオン電池を採用することで従来のポータブル電源よりも寿命が長くなっています。
なぜ寿命が長いかというと、その理由は充放電サイクル数にあります。
充放電サイクルとは極限まで放電した後にMAXまで充電し、その後再び放電し終わるまでを1サイクルとしたもので、蓄電池はこのサイクルを繰り返すことで性能が劣化し寿命を迎えます。
要は何回充電できるかってことだね!
三元系リチウムイオン電池の場合、充放電サイクル数は500〜800回となりますが、リン酸鉄リチウムイオン電池は2000回以上となります。
有名どころだと、Jackery(ジャクリー)やEcoFlow(エコフロー)のポータブル電源は充電回数が500〜800回ですが、BLUETTIのポータブル電源は2500回以上です。
そのため、使用方法にもよりますが一般のポータブル電源よりもBLUETTIの方が寿命が長くコスパも良いと言えます。
充電回数が2500回以上は他と比べても圧倒的でコスパ最強!
BLUETTI(ブルーティー)EB3Aのデメリットは2つだけ
EB3Aを実際に使用してみたところ、あまり大きなデメリットは感じなかったのですが、唯一少し感じた2点だけ紹介します。
充電時のファンの音が大きい
口コミでも多かったのが充電時のファンの音が大きいという点です。
確かに特徴的な機械音がしますが、フル充電までの時間が1時間〜2時間なのでうるさい時間が長く続くわけではないと考えるとそこまで大きなデメリットではないかなと感じます。
フル充電まで8〜10時間かかるポータブル電源と比べると全然マシ!
容量が少ない
もう一つのデメリットとして、やはり容量が少ないためスマホ充電や電気毛布を使えるのも1泊2日が限度という点です。
「キャンプは夏しかしないからスマホ充電だけできればOK!」という場合や、「ソロキャンプでしか使わない!」という場合は全く問題ありませんが、冬キャンプで4人以上となると容量が足りないかなと感じます。
使用できる限度としては、1泊2日の
- スマホ2台分の充電
- 就寝時の電気毛布
までと考えておいた方が良さそうです。
それ以上の人数で使用する場合や2泊以上することが多い場合はEB3Aよりも容量が多い『EB55』や『EB70S』がおすすめです。
EB55やEB70Sもセール期間中はかなり安くなるよ!
実際に冬キャンプで使うとどんな感じ?
実際に12月のキャンプで『EB3A』がどのくらい役に立つのか検証してきました!
一般的に冬のキャンプで使用すると考えられるのが、
- スマホ充電
- 電気毛布
ですよね。
今回、スマホ充電30%から98%を2台分、電気毛布40Wを3時間ほど使用しましたが、それでも朝のバッテリー残量は50%ほど残っていました。
EB3Aは公式サイトによると電気毛布(40W)を使用した場合は5時間半しか持たないそうなのですが、電気毛布を弱に設定すればそれ以上使うことができそうでした。
電気毛布は強だとかなり熱いから弱で十分だったよ!
就寝時の電気毛布とスマホ2台分の充電を使用しても十分な容量があったため、今後の冬キャンプでも重宝するアイテムでした。
他社の同クラスポータブル電源との比較表
最後に他社の同クラスとされるポータブル電源とEB3Aを比べてみました。
商品名 | BLUETTI ポータブル電源 EB3A | Jackery ポータブル電源 400 | EcoFlow RIVER Pro | Anker PowerHouse II 400 | PowerArQ 626Wh Smart Tap |
商品画像 | |||||
公式価格 | 59,980円 | 49,300円 | 79,800円 | 49,900円 | 66,000円 |
バッテリー容量 | 268Wh | 403Wh | 720Wh | 389Wh | 626Wh |
定格出力 | 600W | 200W | 600W | 300W | 300W |
最大出力 | 1200W | … | 1200W | 516W | 500W |
サイズ | 255×180×183mm | 230×153.2×167mm | 288x185x253cm | 255×148×139mm | 300x242x193cm |
重量 | 4.6kg | 4.1kg | 7.2kg | 4.6kg | 6.0kg |
出力ポート数 | 8口 | 4口 | 10口 | 8口 | 7口 |
ワイヤレス充電 | ○ | × | × | × | × |
スマホ連携 | ○ | × | ○ | × | × |
充電回数 | 2500回 | 500回 | 800回 | … | 500回 |
保証 | 2年 | 2年 | 2年 | 2年 | 2年 |
EB3Aはバッテリー容量こそ1番少ないですが、
という点で、初めてのポータブル電源におすすめの一台だと言えます。
また、スマホ連携ができる点も痒い所に手が届くような便利な機能だと感じました。
初めてのポータブル電源ならBLUETTI(ブルーティー)一択!
BLUETTI EB3Aの実際に使用してみた率直なレビューについて紹介しました!
\BLUETTI EB3Aのメリットとデメリット/
容量は少ないですが、1泊2日で2人で使う分にはちょうど良くこれ一台で十分だなと感じられるポータブル電源でした。
他のポータブル電源と比べると価格が安く機能性も十分あり、その上寿命が長いため非常にコスパに優れている商品です。
気になった方はぜひBLUETTIのポータブル電源を検討してみてください♪
最後までご覧いただきありがとうございました!
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